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  • フラクショナルレーザーのダウンタイムは何日?施術後の経過や過ごし方を解説

  • 2024年12月16日

フラクショナルレーザーのダウンタイムは何日?施術後の経過や過ごし方を解説

表参道美容皮膚科 副院長

三宅 真紀 医師監修

表参道美容皮膚科初診限定キャンペーン

フラクショナルレーザーとは?


フラクショナルCO2レーザー
表参道美容皮膚科ではフラクショナルCO2レーザーによる治療を行っており、傷跡やニキビ跡、毛穴などのお悩みを持つ方におすすめ​です​。

フラクショナルレーザーを簡単に説明すると、お肌に​​あえて細かい傷を作り、その傷が治っていく力を利用してお肌の生まれ変わりを促していくというものです。
傷跡などを全く目立たなくさせるのではなく、周りのお肌と少しづつ馴染ませていくことで傷跡を目立たなくさせていく治療です。
フラクショナルCO2レーザーはフラクショナルレーザーに炭酸ガスを組み合わせて肌細胞内の水分を蒸発させる事により悩みの直接的な原因を改善する事が可能なレーザー機器です。

こんなお悩みにおすすめ!
・ニキビ跡のくぼみ(クレーター)
・毛穴の開き
・傷跡
・妊娠線、肉割れ
・顔のしわ、小じわ、ちりめんじわ
・首や手の甲のしわ
・毛孔性苔癬(腕、太もも、背中の毛穴のブツブツ)
・肌質の改善、お肌の若返り
・キメを整える


フラクショナルCO2レーザーのダウンタイムは?


それでは表参道美容皮膚科でフラクショナルCO2レーザーを受けた後、どのような経過をたどるのでしょうか。
順を追ってご説明します。

治療直後


まずは治療直後、麻酔が効いている場合はあまり痛みを感じないかもしれません。
フラクショナルCO2レーザーによってできた細かい傷を目視することができます。

フラクショナルCO2レーザー治療直後

赤みや腫れ、熱感を伴い、麻酔の効果が切れるとヒリヒリ感が出てきます。
場合によってはごく小さな水疱などができる事もあります。
治療直後は鏡で状態を確認していただくので、気になる点は遠慮なくスタッフまでお声がけください。
治療当日は日焼け止めやメイクはお控えいただき、処方された炎症止めのお薬以外は何も塗らずに過ごしていただきます。
日焼け止めを塗ることはできませんが、紫外線はお肌への刺激になるので注意が必要です。

治療当日の入浴はシャワー浴にしていただき、治療部位を濡らさないようお伝えしていますが、万が一治療箇所が濡れるとヒリヒリとした痛みを感じる事があります。
入浴や過度な運動などは、血の巡りが良くなり炎症が引きにくくなるので避けてください。
基本的には治療直後から24時間以内に腫れと熱感、ヒリヒリ感は消失していきますが、赤みに関しては引き続き出ている場合があるので、処方された炎症止めをしっかりと塗るようにします。

翌日〜


翌日以降、治療後に目視できていた細かい傷が小さなカサブタになります。
カサブタによって、どのようにレーザーがあたったのか見てわかる状態です。
指の腹で治療箇所を触るとザラザラとしており、メイクをして頂いても大丈夫ですが、お化粧のりはあまり良くありません。
引き続き炎症止めを塗っていただく必要があります。

カサブタの時期はお肌がとても乾燥します。
普段のスキンケアでは潤いが足りない可能性があるので、いつも以上の保湿と乳液やクリームなど油分の含まれるスキンケアアイテムで水分の蒸発を防ぐようなケアがおすすめです。

紫外線も同様に注意が必要です。
お肌にとって刺激になることは前述しましたが、お肌の乾燥にも繋がるので日焼け止めや帽子、日傘などで是非対策をしてください。

3日目前後〜


できていたカサブタが剥がれ始めます。
ただし、治療箇所がお身体の治療の場合はさらに日数を要してカサブタが剥がれていきます。
これはお顔とお身体の場合では代謝のスピードが違う事に起因していて、お身体の場合はカサブタが剥がれ始めるまで1週間前後かかります。
カサブタが剥がれた部分はまだ赤みが残る状態の場合もあります。
服などで擦れて無理にカサブタが剥がれた場合、出血する事もあるので注意が必要です。

カサブタの剥がれ始めは気になってしまうかもしれませんが、必要以上に触ったり擦ったりするのは刺激になり炎症や出血につながるので避けてください。
一般的に傷が治る過程で痒みを感じる事がしばしばありますが、フラクショナルレーザーの場合も痒みを感じる事があります。引っ掻いてしまわないようご注意ください。

そして、この時期もスキンケアでしっかりと保湿をしていただき、お風呂にゆっくりつかるなど代謝を促す事をおすすめします。紫外線対策も同様に続けてください。

1週間程度


お顔に関してはおおよそのカサブタが剥がれ、お肌はつるっとしてきている時期です。
この頃からお化粧のりが段違いに良くなります。
お身体の治療の場合はまだカサブタが剥がれ始めたぐらいの時期です。

カサブタが剥がれたお肌でレーザーの照射を重ねて炎症が強く起こった部分は、赤みもしくは色素沈着を起こしている可能性があります。
炎症が起こると、お肌がその炎症からのダメージを回復させようとする際に、メラノサイトを刺激してメラニンが作られてしまいます。
これが色素沈着となって現れる仕組みで、炎症度合いによって色素沈着の現れ方も変わってきます。
色素沈着を軽減させるためにも、医師から指示された通りに炎症止めでしっかりとケアする事が大切になってきます。
引き続き紫外線対策も必要です。

フラクショナルCO2レーザー術後の色素沈着

(マーク部分に色素沈着が出ている様子)


カサブタが無理に剥がれてしまった部分、毛穴で炎症が強く出た部分はこの時期に赤味や、ニキビができる事が稀にあります。
一時的なもので、数日で落ち着いてきますのでご安心ください。

3週目~4週目


お顔の色素沈着は少しづつ薄くなっていき、早い方だとこの時期には目立たなくなってきている事もあります。
お身体の場合もカサブタが剥がれて、場合によっては色素沈着が起きている時期です。
色素沈着はいずれ綺麗になりますが、治療後の状態や体質によって長期間続く事もあります。
紫外線などの刺激を避けて保湿と美白作用のあるアイテムでケアをしていきましょう。

どのくらいで効果を実感できる?


フラクショナルCO2レーザーで治療をする上で、どのくらいの回数が必要になるのかは誰もが気になる所だと思います。
どんな肌悩みに対して、元のお肌の状態がどのようになっており、最終的にどのような状態の肌を目指すのか、これらで回数に差が出てきます。
5〜10回前後治療を重ねていただくと、治療の効果は実感しやすいかと思います。
回数がかかる事を前提とした治療なので、表参道美容皮膚科ではお得なコースもご用意しております。
カウンセリング時に遠慮なくご相談ください。

お顔とお身体でダウンタイムに差があるので、お顔の場合は最短4週に1回、お身体の場合は最短で6週に1回の間隔で治療を受けることが可能ですが、色素沈着が残っている場合は落ち着くまで様子を見たほうが良いでしょう。
間が空きすぎる事による大きな問題はありませんが、コンスタントにおいでいただいた方が、トータルの期間が少なくなります。


ダウンタイムがとれない場合はポテンツァもおすすめ


ポテンツァ(POTENZA)
もし、ダウンタイムがあまりとれない場合はポテンツァもおすすめです。
ポテンツァとはマイクロニードル(外径0.25㎜:32G)を皮膚に挿入し非常に小さな穴を開けて、針先から高周波(ラジオ波:RF)を照射し、皮膚が本来持つ、創傷治癒力(傷を受けた組織が修復し、新たに作り替えられる力)を引き出しつつ、高周波の熱刺激がコラーゲンやエラスチンの産生を促すことで、積極的に美肌へと導く治療器です。

治療の原理はフラクショナルレーザーと同じで、レーザ治療器なのか針を用いた高周波治療器なのかという違いがあり、ポテンツァでは針先からラジオ波を照射する工程が加わり肌改善効果が増すとともに、止血作用が働きダウンタイムの短縮が可能となっています。
またモーター制御による針の刺入と抜去が正確に行われるため、治療の深さに関わらずダウンタイムの症状が大幅に軽減しました。翌日からメイクも可能です。



まとめ


今回はフラクショナルCO2レーザーについて、特に経過について詳しく説明をしてきました。
ポイントとしては、治療後の色素沈着を考慮し、炎症止めは医師の指示通りに使うこと。
スキンケアでは保湿をしっかりと行っていただき、お肌に刺激を与えない事。

日焼けしたお肌にレーザーを当てること、治療後の敏感な状態のお肌に紫外線を浴びること、どちらもリスキーなので治療前後を通して紫外線対策は必須です。
治療直後からカサブタが剥がれるまでの期間と大事なご予定が重ならないよう、治療のタイミングは是非ご相談ください。
治療の回数なども含め、わからないことや気になる点は実際のお肌状態を考慮した上できちんとご説明いたしますので、まずは一度カウンセリングにおいでいただければと思います。
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