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  • フラクショナルレーザーは毛穴改善に効果がない?症状が悪化するケースも詳しく解説!

  • 2025年11月06日

フラクショナルレーザーは毛穴改善に効果がない?症状が悪化するケースも詳しく解説!

表参道美容皮膚科 副院長

三宅 真紀 医師監修

フラクショナルレーザーは肌の生まれ変わりを促進することで、肌質を改善できるレーザー治療です。
毛穴やニキビ跡が気になる部分にレーザーで細かい穴をあけ、自己修復作用を利用してコラーゲンやエラスチンを増やし皮膚を再生します。
しかし、施術後に「なかなか毛穴がきれいにならない」「こんなはずじゃなかった」と期待はずれの声を聞くことも少なくありません。
この記事では、フラクショナルレーザーで失敗しないためのポイントや施術の効果、ダウンタイムの過ごし方について詳しく解説していきます。
治療で後悔しないためにも正しい知識を身につけ、失敗やトラブルを防ぐための対策を知っておきましょう。

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フラクショナルレーザーは毛穴改善に効果的


フラクショナルCO2レーザー
フラクショナルレーザーは、肌表面に極小のレーザーを点状に照射することで、肌の再生を促す治療器です。
肌の奥に熱エネルギーで刺激を与えることで、肌がもともと持っている創傷治癒力によりコラーゲンやエラスチンを再構築し、肌の再生を促します。
1回の治療で10〜15%の皮膚が生まれ変わるといわれており、治療を複数回続けることで肌の再生が徐々に進んでいきます。
毛穴の状態によって個人差はありますが、5〜10回程度の治療を繰り返すことで、少しづつ毛穴を目立たなくすることができるといわれています。
同時にレーザーが油分を分泌する皮脂腺を刺激することによって、毛穴詰まりを防ぐ効果も期待できます。
毛穴の改善以外にもニキビ跡のクレーター、しわ、傷跡、肌質改善、お肌の若返りなどの効果があり男女問わず人気の治療となっています。



フラクショナルレーザーが毛穴改善に効果がないと言われる理由


フラクショナルレーザーであまり効果を感じなかった原因には様々なケースがあります。
ここでは実際にあった失敗例をもとに、なぜ期待した効果が得られなかったかを解説していきます。

施術回数が少ない


フラクショナルレーザーによる毛穴の治療には、一般的に5〜10回程度の施術が必要になります。
1回の施術で効果を実感できる方もいますが、十分な効果を得るためには1か月〜1か月半ごとに5〜10回程度の施術を繰り返すことが推奨されています。
治療回数が少ない段階では、あまり変化が見られずに「効果がなかった」と感じる方もいらっしゃいます。
また、1か月〜1か月半ほどの治療間隔を空けて行う必要があり、治療に満足するまでには短くても半年から1年間ほどかかるケースがほとんどです。
肌の状態や治療したい範囲によっても治療期間や必要な回数は異なりますので、治療期間のおおよその目安については診察時にしっかり確認しておくと安心です。

ダウンタイム中の症状を悪化と捉えた


フラクショナルレーザーの照射直後は、赤みや腫れ、ヒリヒリ感が強く出る傾向があります。
薄いかさぶたができたり肌がザラザラすることもありますが、1週間程度で自然に治っていきます。
万が一、赤みや痛みが長引いて心配な場合にはクリニックへ相談することをおすすめします。
また、「早く毛穴を治したい」といって短期間で何度もフラクショナルレーザーを繰り返すと、肌トラブル悪化の原因となります。
フラクショナルレーザーのやりすぎは赤みを長引かせ、色素沈着のリスクを高めるため注意が必要です。
フラクショナルレーザーの施術は4〜6週間に1回程度が目安となります。
肌への過度な負担とならぬよう施術間隔はしっかりと守るようにしましょう。

出力が足りてなかった


フラクショナルレーザーは仕上がりの希望や、肌の状態によりレーザーの出力が変わります。
症状に適した出力で照射しなかった場合、効果を感じにくいことがあるでしょう。
照射による痛みが多少ありますが、麻酔クリームを使用することで痛みを大幅に抑えることができます。
痛みが苦手な方は事前にカウンセリングで相談しておきましょう。

フラクショナルレーザーで悪化することはある?


フラクショナルレーザーで悪化することはある?
フラクショナルレーザーの副作用には、発赤、火傷、水ぶくれ、色素沈着、肝斑の悪化などがあります。
ここでは起こりやすい副作用とその対策について説明していきます。

ニキビや赤ら顔が一時的に悪化する


フラクショナルレーザーの施術後に心配される副作用の一つとして、ニキビや赤ら顔が一時的に悪化することがあります。
これは代謝が上がることで皮脂の分泌が活発になることや施術後の乾燥などが原因とされています。
このような症状が見られた場合には、赤ら顔に対しては弱いステロイドのクリーム、ニキビには抗生剤を使用するなど、適切なアフターケアを行うことで改善を図ることができます。

色素沈着になることがある


フラクショナルレーザーのような熱を使った治療の後には色素沈着が一時的に生じることがあります。
特に色素沈着は、施術後の適切なケアを怠った場合に発生しやすいトラブルの一つです。
具体的には、施術後に紫外線を浴びてしまったり、肌をこするような刺激を与えてしまうことが原因となります。
当院では、こうした副作用のリスクを軽減するために、施術後に炎症止めクリームや美白剤を処方しており、色素沈着が長引くことを防いでいます。

肝斑が悪化することがある


肝斑は刺激に敏感で、フラクショナルレーザーのような強い照射をすると肝斑が悪化する可能性があります。
肝斑が悪化するリスクがある患者様にはトラネキサム酸の内服を取り入れたり、肝斑の状態によってはフラクショナル治療はお休みして肝斑の治療を優先させることもあります。
また肝斑とシミが混在していて見極めが難しいケースもあるため、治療前の診察は重要です。
当院では肌治療の実績が豊富で、他院で肝斑が悪化したケースなど様々な症状を診てきています。
アフターケアも万全で、患者様の肌トラブルを最小限に抑えるよう努めています。

フラクショナルレーザーで効果を得るための対策


理想の美肌を手に入れるために、自分の肌悩みがフラクショナルレーザーで改善できるかを理解しておきましょう。
フラクショナルレーザーでは、主に以下の肌トラブルの改善が期待できます。

効果
・毛穴の開き
・ニキビ跡、傷跡
・シワ
・たるみ
・肌質改善

フラクショナルレーザーにはフラクセル、モザイク、スカーレット、フラクショナルCO2などがあります。
クリニックにより施術方法やレーザーの種類が異なりますので、自分の肌悩みにあったクリニックを選びましょう。

当院で使用している『フラクショナルCO2レーザー』の特徴


当院で使用している『フラクショナルCO2レーザー』の特徴
フラクショナルレーザーには主に、皮膚を削る(蒸散させる)「アブレイティブタイプ」と、蒸散はさせずにレーザーによる熱作用を利用する「ノンアブレイティブタイプ」の2種類があります。
当院のフラクショナルレーザーは、アブレイティブタイプの炭酸ガスレーザーを使用します。
蒸散させないタイプに比べて、皮膚の深部まで熱損傷を与えることができ、より高い治療効果をもたらします。
その創傷治癒効果により1回の治療で10〜15%が新しい肌に入れ替わると言われています。
1週間ほど皮ムケなどのダウンタイムがありますが、高い効果があり治療を重ねることで、毛穴が改善していきます。



毛穴に悩む人はポテンツァもおすすめ


ポテンツァ(POTENZA)
フラクセルレーザーの痛みが苦手な方や、治療後のダウンタイムが気になるという人にはポテンツァがおすすめです。
ポテンツァは先端に極細の針のついた機器を使って肌に小さな穴を開ける治療法です。
また、ポテンツァはマイクロニードル治療(極細の針で皮膚に穴を開ける治療)と同時に、その針先からラジオ波を真皮層に照射することで、大量のコラーゲンやエラスチンの生成を促します。
フラクショナルレーザーと同じように、肌の再生を促すため、毛穴の開きやニキビ跡、肌質改善などあらゆるお肌の悩みにアプローチすることができます。
ダウンタイムはフラクショナルレーザーよりも短く、治療から12時間ほど経てば、メイクをすることも可能です。

ドラッグデリバリーシステム
さらにポテンツァにはフラクショナルレーザーにはない「ドラッグデリバリーシステム」が搭載されており、薬剤を真皮層まで均一に浸透させることが可能です。
またドラッグデリバリーではどの薬剤を使うかによって、治療効果が変わってきます。当院では複数の薬剤をご用意しており、毛穴治療の場合には「ジュベルック」「リジュランスキンブースター」「エクソソーム」などの薬剤を毛穴の状態や肌質に応じて選択することが可能です。
どの治療方法を選択するかは、いずれの場合も皮膚の状態や目的によって異なります。
まずはご自身の肌の状態を医師に診てもらった上で、最適な治療方法を選びましょう。
カウンセリングではお肌の診察はもちろん、その後のダウンタイムについても詳しくアドバイスしていきます。



実績・信頼のあるクリニックで施術を受ける


フラクショナルレーザーで失敗をしないためには、技術力のある施術者と万全なケアを提供してくれるクリニックを選ぶことが重要です。
当院の院長と副医院長はそれぞれ老舗美容皮膚科で約10年間に渡り研鑽を積み、あらゆる肌治療を行ってきたエキスパートです。
フラクショナルCO2レーザーは基本的に看護師が治療を行いますが、医師指示の下、最大限の効果を発揮するべく、患者様の状態に合わせてオーダーメードで治療していきます。
長年経験を積んできたベテランスタッフが担当させていただきますので安心してお任せ下さい。

施術後にアフターケアをしっかり行う


施術後の肌は炎症が起きている状態であり、とてもデリケートです。
紫外線や外的刺激を受けると赤みが長引くリスクや色素沈着を起こす可能性があります。
紫外線対策としては、低刺激の日焼け止めクリームを定期的に塗り、外出時には日傘や帽子を着用するなどUVケアを徹底することが重要です。
また、フラクショナルレーザー後は肌のバリア機能が低下します。
肌が乾燥するため、化粧水でしっかり補水し、乳液やクリームなどで保湿をしましょう。
洗顔をする際は、洗顔フォームをよく泡立て、肌を擦らないように優しく洗うことを心掛けてください。
必要以上にゴシゴシと洗顔をしてしまうと摩擦刺激となり、肌に負担をかけてしまいます。
タオルで顔を拭く際にも、水分を優しく吸い込むように押し当てながら拭きましょう。

まとめ


今回はフラクショナルレーザーの施術後が毛穴に効果的な理由と起こりやすい肌トラブルについてご紹介しました。
毎日のホームケアも大切ですが、毛穴トラブルはスキンケアだけでは解消されにくく、早く効果を出したいのであれば専門的な毛穴治療を受けられるクリニックでの治療がおすすめです。

当院では肌を再生するフラクショナル系治療だけでも『フラクショナルCO2レーザー』『ダーマペン4』『ポテンツァ』と3種類の治療器を所持しています。
さらに当院の医師は15年以上毛穴治療に携わり、美容皮膚科の専門的な知識と高い技術力を評価されています。
様々な治療器による経過を長年見ているからこそ、お客様の肌状態やライフスタイルに寄り添った治療方法をご提案させていただくことが可能です。
事前の無料カウンセリングでは、施術時のリスクやダウンタイムについても詳しくご説明いたしますので、フラクショナルレーザーによる治療に興味がある方はぜひ一度ご相談にいらしてください。
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