三宅Dr.ブログ

こんにちは〜、ドクターマキです(^^)

今回は患者様からよくご質問をうける
トレチノインとレチノール外用の違いついて
わかりやすく説明したいと思います。

トレチノインは、ビタミンA誘導体の一種で、肌の再生を促す作用（ピーリング作用）があります。

生理活性の強さはレチノールの50-100倍！と
非常に高くさまざまな肌トラブルに効果があります。

主に、ニキビやシミ、しわ、肌のざらつきなどを改善するために使われます。

トレチノインは、レチノールよりも強力な作用がありますが、
その分、A反応と呼ばれる副作用も多く現れる場合があります。
主な副作用は、皮膚の赤み、ヒリヒリ感、かゆみ、乾燥、皮向けなどです。

また、紫外線に過剰に反応するため、日焼け止めの使用が必要です。

一方、レチノール（ビタミンA）は、トレチノインよりも生理活性が低いため、トレチノインと比べると、
副作用は少なく、肌の刺激が少ないため、副作用が心配な方や初めて使う方におすすめです。

ただし、トレチノインに比べると、効果が現れるまでの時間が長くなる場合や効果が低い場合があります。

レチノールは化粧品にも使うことができるので
市販での購入が可能ですが、トレチノインは医師の処方が必要なため、
使用前に医師の診察を受ける必要があります。

ちなみに、当院にはオリジナルのレチノールとトレチノインの取り扱いがあります。
レチノールはオンラインショップでも購入可能です！
→こちら

どちらもナノカプセル化という特殊な最新の技術を使っているため、
トレチノインやレチノールが少しずつ肌に浸透する事で
通常のものよりも副作用がかなり抑えられているという特徴があります♪