キャンセル規定導入のお知らせ
『プロファイロ(Profhilo®)』とは、2015年にイタリア IBSA社で開発された、次世代型のヒアルロン酸です。 通常のヒアルロン酸と異なり、低分子(80~100kDa)と高分子(1100~1400kDa)の2種類のヒアルロン酸を結合させた安定化ハイブリッド複合体です。 IBSA社独自の科学的架橋を行わない熱処理方法(NAHYCOハイブリッドテクノロジー)により、自然のヒアルロン酸と同じ化学構造を実現し、一般的なヒアルロン酸注射と比較して、施術後のアレルギー反応や炎症を低減しています。 また、プロファイロ1本分2ml中に、低分子のヒアルロン酸が32mg、高分子のヒアルロン酸が32mgと、一般的なヒアルロン酸注射の1.5~2倍もの量を含んでいます。 プロファイロは、皮膚の真皮層において線維芽細胞を刺激し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生を促します。 また、脂肪細胞の分化・増殖を促すことで皮膚の厚みを増進させます。 水分保持力と弾力を増強させることで、内側からハリのあるふっくらとした肌を作ります。
一般的なヒアルロン酸は架橋処理(ヒアルロン酸分子同士を強固に結合する加工)を施すことで、吸収されるのを遅らせ、効果が長持ちするような性質を持ちます。 注入部位のみ局所的にくぼみや溝を埋めたり、鼻や唇の形を整えたりするという「充填剤」としての効果を期待する物であり、次第に吸収されて無くなってきたら、必要に応じて追加注入することになります。 一方、プロファイロは、架橋処理を施していないので、ヒアルロン酸が注入箇所の周囲まで拡散しやすく、改善を望む肌全体に自然に広がります。 一般的なヒアルロン酸の「充填剤」としての効果と異なり、細胞そのものを活性化し、「皮膚組織を再構築」する機能が最大の特徴です。
プロファイロは、優れた粘着性と、理想的な流動性と弾力性の特性を生かし、肌細胞を再構築させる効果を最大限に引き出す、「BAP(バイオエステティックポイント)」法での施術を推奨しています。 BAP法とは、IBSA社がプロファイロ用に開発した、加齢現象により真皮の萎縮が生じやすい、頬骨(頬の一番高いところ)下から、頬全体、あご下、フェイスラインにかけて、広い範囲を一気に改善する手法です。
解剖学的、美容科学的に、大きな血管や神経枝が走行しておらず安全かつ、改善効果が最も得られる、5か所のポイントに適量のプロファイロをスポットで注入していく方法です。 治療は継続した2回の治療を推奨しています。 効果を最大限に高めるために、治療は4週間後に実施します。 また持続的な効果のために、半年後に3回目の治療を推奨しています。 顔の他にも首や手の甲など、筋やシワが目立つ箇所へ注射することで、肌の質感を向上させ、ボリューム感をもたらし、自然でふっくらとした若々しい肌を作ります。
【その他の料金】 ・炎症止め(リンデロンVGクリーム) 1,100円 ・抗生物質・胃薬セット2日間分 660円 ・麻酔代 1,100円(必要に応じて) ・ケラスキンクリーム 3ml 2,200円(内出血改善・予防クリーム)(必要に応じて)
診察
治療準備
治療
治療後
64歳女性
43歳女性
56歳女性
Q. プロファイロの治療後は腫れたり目立ったりしないですか?
A. 当日は膨らみを強く感じることがありますが、時間経過と共に少しずつなじんでいきますので、マッサージ等はしないで下さい。 内出血が起きたとしても軽度で、お化粧で隠せる程度です。
Q.痛みはどのくらいですか?
A.プロファイロが注入される際に皮膚が膨らむ感覚や張った感覚は軽度感じる場合があります。
Q.メイクはできますか?
A.治療後、3~4時間後から可能です。
Q.入浴はできますか?
A.当日のみ入浴を避けシャワー浴にして下さい。
Q.効果はどのくらい持続しますか?
A.部位にもよりますが、半年ほどの効果があります。
Q.治療を受けられない場合がありますか?
A.麻酔アレルギーがある方、妊娠、または妊娠している可能性のある方、授乳されている方、ケロイド体質の方、肥厚性瘢痕になりやすい方、肝障害、腎障害、心臓疾患の方などは治療をお受け頂くことが出来ません。