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  • 浴びた紫外線ダメージによるシミの悩み解消! シミのない肌を目指すなら、毎日のケアに絶対欠かせないハイドロキノン

  • 2021年10月21日

浴びた紫外線ダメージによるシミの悩み解消!-シミのない肌を目指すなら、毎日のケアに絶対欠かせないハイドロキノン

表参道美容皮膚科 副院長

三宅 真紀 医師監修

ハイドロキノンは、長年世界中で使用されている安全性の高い美白剤です。
ハイドロキノンの美白効果は非常に高く、「肌の漂白剤」との別名を持つほど。
紫外線によって活性化したメラノサイトで強力なメラニン抑制効果を発揮し、メラニンを合成するチロシナーゼを抑制する力はドラッグストアやコスメショップなどで売られているビタミンCやアルブチン配合の美白有効成分の約100倍とも言われています。
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美白の敵!シミや色素沈着の原因となる『メラニン』


美白の敵!シミや色素沈着の原因となる『メラニン』メラニンとは、肌や毛髪、瞳の色を構成する黒色の色素のことで、このメラニンが皮膚に多く含まれると肌は黒く、少ないと白く見えます。
メラニンには、「紫外線から皮膚の細胞を守る」という働きがあるため、日焼けをすると紫外線から肌を守るために「メラノサイト」というメラニン生産工場でたくさんのメラニンが作られ皮膚へのダメージを食い止めようと働くことで肌の色が濃くなります。
その後、ターンオーバーの際に肌の外へ正常に排出されず過剰にメラニンが蓄積し、残ってしまった部分が「シミ」となります。また、摩擦や炎症などの外部刺激が起こった場合にも同様のことが起こり「色素沈着」となって現れます。
紫外線から肌を守るために1番効果的なのはUVクリーム(日焼け止め)を使用することですが、完全に紫外線から肌を守ることは難しくシミを防ぐことは困難と言えます。

ハイドロキノンの効果とは?


ハイドロキノンは紫外線の影響で活性化したメラノサイト内でメラニンを作のに必要な酵素の働きを抑制します。
この酵素を抑制するとメラニンを作り出すことができなくなります。
その作用を受けた肌は、メラニンを作り出すことができないままターンオーバーによって肌の奥にある肌細胞が徐々に肌表面に押し出されていきます。
その結果、シミや色素沈着のない均一なトーンの肌になるのです。

美白成分として一番効果があるのは?

美白成分として一番効果があるのは?現在ホームケアとして使用できる美白剤の中でも、シミに1番の効果が高いとされている成分はハイドロキノンと言えるでしょう。
ハイドロキノンは美白剤として広く知られていますが、美白有効成分としての認可は得られていません。
日本では2%までの配合が厚生労働省により許可されているため、市販の化粧品にも含有されたものが販売されています。
それ以上の高濃度の効果の高いハイドロキノンは病院での処方が必要となります。

ハイドロキノンと一緒に使用することでより効果が高まる美白成分


まずハイドロキノンとセットで使用することで高い効果が期待できる成分として、レチノール(ビタミンA)、ビタミンA誘導体であるトレチノインが挙げられます。
一般的にレチノール、トレチノインといった成分が配合されている美容液やクリームをハイドロキノンとで併用することで美白効果が何倍に強力になります。
また、トレチノインはレチノールに比べ効果が段違いに高く使い方も難しいので医薬品の扱いとなり皮膚科などの医療機関でのみ処方される成分となっています。

その他では、厚生労働省が認めた美白有効成分が配合されているスキンケア用品と併用することも効果的です。
美白有効成分とは『メラニンの生成を抑え、メラニンの排泄を促進し、シミやそばかすを防ぐ』といった働きがあると認められた成分のことです。

メラニン生成を抑制するために配合される成分


ビタミンC誘導体、アルブチン、プラセンタエキス、カミツレエキス、コウジ酸、エラグ酸、カモミラET、ルシノール、リノール酸、トラネキサム酸

メラニンの排泄を促進する成分


ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、リノール酸

メラニンを還元して白くする成分


ビタミンC誘導体、コウジ酸

以上の成分が配合されている化粧水や美容液が美白やシミ予防に有効な美白有効成分と認められています。
スキンケア用品を購入の際は有効成分を確認し、肌悩みに合った有効成分が配合されたものを試してみてください。

当院のオリジナルハイドロキノンクリーム


OBC HQクリーム
従来のハイドロキノンは効果が強すぎるため、ポイント使いが必須で使い方が難しい。かぶれや赤みを起こしやすい。
冷蔵庫での保存が必要である。などのデメリットがありました。
当院オリジナルの『OBC HQクリーム』は、従来のデメリットを改善し、冷蔵不要で長期の使用が可能、毎日使用でき、お顔全体にご使用いただけます。
また16種類の美容成分も配合されているので様々な肌悩みに有効です。
また、かぶれなどの刺激性も減少し、紫外線によるシミやニキビ跡、肝斑などのあらゆるお悩みへの効果が期待できる万能美白クリームです。



使用するタイミングや塗る順番が重要です


基本的にハイドロキノンは1日1回、夜だけ化粧水で肌を整えたあとに使用します。
ハイドロキノンは紫外線に当たると、逆に「しみ」を濃くしてしまいますので朝の洗顔後に塗ることはできません。また、ハイドロキノンを使用している間は、日中は日焼け止めを使用するようにしましょう(SPF30程度)。
使い続けることで、徐々に結果が出てくるものですので正しい量をきちんと守って上手に使用しましょう。
とても良い結果が得られるはずです。

使用例
【朝】
化粧水(ビタミンC誘導体など美白成分が入ったもの) → 保湿クリーム → 美容液 → UVクリーム
※朝は基本的にハイドロキノンは使用しません。
【夜】
化粧水(ビタミンC誘導体など美白成分が入ったもの) → レチノールまたはトレチノイン→ハイドロキノン → 美容液、乳液


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