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  • 思春期ニキビは即効で治せる?ニキビの原因や治し方・予防法を解説!

  • 2023年10月30日

思春期ニキビは即効で治せる?ニキビの原因や治し方・予防法を解説!

表参道美容皮膚科 副院長

三宅 真紀 医師監修

表参道美容皮膚科初診限定キャンペーン

思春期ニキビって?


思春期ニキビとは、いわゆる思春期を迎えるであろう10代の頃にできるニキビのことを言います。
多くの方がこの頃にニキビができた経験を持っているのではないでしょうか?
思春期ニキビの多くは額や鼻、鼻周りなどにできてしまいます。

ニキビには経過によって異なる呼び方があります。

ニキビの呼び方
・ニキビのでき始めで角質が詰まった「白ニキビ」
・白ニキビの状態で毛穴詰まりが酸化し黒くなってしまった「黒ニキビ」
・炎症が起こり赤くなってしまった「赤ニキビ」
・炎症が進みニキビの中央に黄色く膿がたまった「黄ニキビ(黄色ニキビ)」

黄色ニキビは自分でつぶしてしまいたくなるかもしれませんが、さらなる炎症や傷跡につながる可能性があるので、自分ではつぶさないようにしましょう。

思春期ニキビは何が原因?いつまで続くの?


思春期とは急に身長が伸びるなどの成長期であったり、体に変化の出る時期であったりするため、ホルモンの分泌が急増します。また、環境の変化によるストレスや睡眠不足、食べ物などさまざまな要因があげられます。
こういった原因により肌の皮脂分泌量が過剰に多くなると、毛穴のつまりなどにつながり、やがてアクネ菌が繁殖するとニキビになってしまいます。
額や鼻など皮脂が多いTゾーンに思春期ニキビがあらわれやすいのはこういった理由があるからで、ホルモンバランスが安定してくると、これに合わせて思春期ニキビも自然と落ち着いていきます。

即効で治す方法は?


残念ながら、「できてしまったニキビが次の日には綺麗に!」といった治し方はありません。
間違った対応をしてしまうと、さらに悪化してしまったりニキビ跡がクレーターになってしまったりする可能性もあります。
また、皮脂分泌や毛穴詰まりなど、根本的な部分を解決しないと再発してしまいます。

ニキビを早く治したい!繰り返したくない!という場合、一番確実なのはクリニックを受診することです。
実際の肌状態を診察し、適切な治療と薬を処方することによって、ニキビを早く治し、かつニキビを繰り返さない肌状態を作る助けになります。

炎症が起こる前の白ニキビや黒ニキビの段階で治療すると、その部分の治りは比較的早いので、早期治療がおすすめです。
まれに、市販のオロナインで効果があるのかというご質問を頂くことがありますが、これはニキビの状態によります。

オロナインの効能のひとつとして公式にニキビが挙げられていますが、これはオロナインの消毒効果によって雑菌が増えることを防ぐことによりニキビの悪化を予防することが可能だからなのですが、オロナインに抗生物質が含まれているわけではないので炎症が進んでしまったニキビの場合は効果を感じづらい可能性があります。
オロナインでケアをする場合は、出来始めの白ニキビ、黒ニキビ、炎症がひどくなる前の赤ニキビの段階でご利用いただければと思います。



表参道美容皮膚科でのニキビ治療の一例


ケミカルピーリング


ケミカルピーリング
ピーリングは古い角質を取り除き、お肌の代謝を促す治療です。
古い角質が原因で毛穴が詰まってしまうことを防ぐので、ニキビの初期段階である白ニキビ、黒ニキビができにくい肌状態につなげます。



炭酸ガスレーザーと面皰圧出(めんぽうあっしゅく)


炭酸ガスレーザー
白ニキビ、黒ニキビなどの毛穴詰まりを改善するのはもちろん、赤ニキビ、黄ニキビの中で悪さをしている膿を専用の器具を使って綺麗に押し出します。
レーザーによる熱で殺菌もできるので、アクネ菌の繁殖を防ぐことにもつながります。



ポテンツァ


ポテンツァ(POTENZA)
ニキビの発生源となっている標的の皮脂腺一つ一つにダイレクトに高周波を照射するモードによる治療は、専用の針を用いることで肌表面にダメージを与えずに、皮脂腺に直接働きかけるため再発がなく、根本的なニキビ治療が可能となります。
白ニキビ、黒ニキビの段階での治療はもちろん、炭酸ガスレーザーと組み合わせて赤ニキビ、黄ニキビの治療も対応。
また、創傷治癒によりコラーゲンが生成され、たるみが改善されることで毛穴の開きやニキビ跡を目立ちにくくするモードもあります。
高周波により皮脂腺の働きが抑制されることで、肌のテカリやニキビの予防効果もあります。



フォトシルクプラス


フォトシルクプラス
しみ治療で用いられることの多い光治療器のフォトシルクプラスですが、皮膚のコラーゲン産生に働きかけてハリを高める効果により、開いた毛穴の引き締めにもつながります。
またニキビ跡の赤みに対しても効果が得られるので、ニキビ治療の後半でピーリングと組み合わせての治療が人気です。



思春期ニキビを予防する6つの方法


思春期ニキビを予防する6つの方法

やさしく洗顔する


日中は皮脂や汗、ほこり、メイクなど、夜も寝ている間に汗や皮脂が分泌されているので、朝と夜とで優しく洗顔をし、お肌を清潔な状態にしておきましょう。
余分な皮脂やよごれが落ちることにより毛穴詰まりを防ぎます。

ゴシゴシと肌をこすってしまうと刺激になり肌を痛めてしまうので、摩擦にならないよう優しく洗うようにしましょう。
洗顔は、やりすぎてしまうとお肌に必要な皮脂まで失ってしまい、やらなくても汚れが残ってニキビなどの肌トラブルにつながってしまうので、朝と夜の1日2回など適度な回数にしておく方が良いでしょう。
洗顔時の水の温度も、熱すぎると必要以上に皮脂が落ちてしまったり、お肌の乾燥につながったりする可能性があります。

逆に冷たすぎると、毛穴が閉じてしまい洗浄成分が届かなかったり、余分な皮脂が落ちなかったりするので、ぬるま湯がおすすめです。
泡で優しく洗い、フェイスラインなどに洗浄成分が残らないようして丁寧にすすぎましょう。
使用するタオルも清潔なものを利用していただき、肌をこすらないように水分をタオルに吸い取らせるようにしましょう。

保湿ケアはとても重要


洗顔の後はもちろん、季節によっては乾燥しやすくなるので、適宜保湿をするのがベストです。
お肌が乾燥してしまうと、お肌は潤いを皮脂によって補おうとしてしまいます。
ここで皮脂が過剰に分泌されニキビにつながってしまう前に、自分のお肌に合ったスキンケアでしっかりと保湿をするようにしましょう。
乾燥しやすい季節は、保湿スキンケアの後に乳液やゲル、クリームなど、油分の含まれるスキンケアを用いることにより、水分が蒸発するのを防いでお肌のバリア機能をアップさせましょう。

紫外線はお肌の天敵


昨今、紫外線ケアは年間を通して行っていただいている方が増えています。
紫外線量の増減はあるものの、一年を通してシミやしわの原因となりうる紫外線は降り注いでいるので、ケアしていただくに越したことはありません。
ニキビケアに対しても言えることで、紫外線によってお肌が乾燥してしまう可能性や、皮脂が酸化してしまい炎症につながる可能性があります。
お肌に合った日焼け止めなどをご利用いただき、紫外線によるダメージを防ぎましょう。

健康的な生活を


普段の生活にもニキビの要因となりうるものが多々あります。
健康的な生活は、お肌状態の改善につながるので是非見直してみてください。

見直したい生活習慣
・睡眠を十分にとる
・栄養バランスのいい食生活を心がける
・ストレスを溜めない
この他、手から雑菌がうつる可能性があるので、ニキビは触らないようにしましょう。
スキンケアも、清潔な手やコットンで行うようにしてください。

まとめ


今までニキビが出来ていなかったにもかかわらず、思春期に突然ニキビが出来てしまうと、どうしたらよいのか悩んでしまったり、気持ちも沈んでしまったりしますが、決して自分でつぶしてしまうなどの自己判断で対処しようとはしないでください。
ホルモンバランスが落ち着けば、いつかは改善されていく思春期ニキビですが、それが落ち着くのがいつなのかは個々人で差がありますし、根本的な原因の改善も必要になってきます。

思春期ニキビにかかわらず、総じてニキビには適切な処置が必要となります。
なるべく早く治したい人ほど、クリニック受診がおすすめです。
お困りの際は是非、表参道美容皮膚科までご連絡ください。


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