OBC Cosmetics
オリジナルブランドOBC

コラム

bg

  • ダーマペンでクレーター肌を改善!効果を実感できるのは何回目?

  • 2024年08月13日

ダーマペンでクレーター肌を改善!効果を実感できるのは何回目? ダーマペンはニキビ痕治療におすすめといわれていますが、治療が難しい凹みのあるクレーター肌にも効果があるのでしょうか。
この記事ではダーマペンでクレーター肌がどこまで改善できるか解説していきます。

表参道美容皮膚科 公式ライン

クレーター肌の原因


ニキビの炎症が真皮まで起こる


ニキビができても、炎症がすぐに治まればクレーターにはなりません。
ニキビがなかなか治らず、皮膚の深層の「真皮」まで炎症が起きた場合、真皮の細胞が壊されてしまいます。
その傷が治る過程で、傷は瘢痕組織(異常なコラーゲンの沈着)になってしまいます。

瘢痕組織が広がり、陥没した凹みになる


できてしまった瘢痕組織は毛穴の形を壊し、大きな皮内瘢痕を形成する場合があります。
その場合に凹んだニキビ痕(クレーター肌)になります。
表皮にできたニキビ痕はターンオーバーで改善しますが、真皮にできた深い大きなニキビ痕の凹みは自然に治癒することはありません。
真皮層にはターンオーバーの機能がなく、真皮層で瘢痕組織が形成されるとそれ以上の変化は見込めないのです。

ダーマペンはニキビ痕・クレーター肌に効果的


ダーマペン4
凹みのあるニキビ痕(瘢痕組織)は自然に治ることはないので、瘢痕組織を物理的に壊すことが必要です。
瘢痕組織を壊すことができる治療のひとつとして、ダーマペン治療があります。
ダーマペンとは、髪の毛よりも細い極細針で表皮~真皮層に小さな穴を開けることで、肌の再生能力を引き出し、肌質改善を促す再生治療です。
針で瘢痕組織を壊した後、新しいコラーゲンやエラスチンの産生を促すことによって凹んだ組織を再生させようとします。
また皮膚に穴を空けた後、成長因子を注入し、さらに肌の再生力を高めることが可能です。

ダーマペンはアメリカの厚生労働省に当たるFDAでニキビやニキビ痕の治療機器として承認され、これまで多くの患者様のクレーター治療に用いられている実績のある治療法です。
当院では最新の「ダーマペン4」を扱っていますので、ダーマペン治療の中でも最良の治療が受けられます。



クレーター肌治療でダーマペンの効果を実感できるのは何回目くらい?


ダーマペン1回の施術でクレーターが治ることはまずありません。
ダーマペンは肌の滑らかさ、トーンアップ等の肌質の変化は一回でも効果を実感できることがありますが、クレーター改善を目的とするのであれば5回以上の治療が必要になるケースが多いです。
複数回の施術が必要な理由は、ダーマペンは即効性を期待する治療ではなく、肌の自然治癒力を引き出す治療法であるためです。クレーターの凹みが深い場合は10回以上治療してようやく浅くなってきたというパターンもあります。

ダーマペンの効果には個人差がある


ダーマペンは、全ての人に同じ効果が得られるわけではありません。
どの施術でも同じことがいえますが、もともとの肌質(体質)、施術後のケアによって効果は変わってきます。
また、ダーマペンは多くの期待を集めていますが、一度の施術で劇的な効果はありません。
期待と実際の結果との間のギャップが、「効果がない」と感じる原因になります。
当院では施術前のカウンセリングで、患者様が求めていること、期待値に対して明確にお伝えするよう心がけています。

施術から約2週間で効果が現れる


美肌効果の観点からいうとダーマぺンの効果は、早い人で数日程度、大体の方は2週間後くらいから実感することができます。赤みやひりつきなどのダウンタイムが治まったタイミングから、効果を実感している方もいらっしゃいます。
ただし、深いクレーターは初めの数回は変化を感じない可能性があります。
ダーマペンでのクレーター肌への効果は複数回行ったあと現れると思っていたほうが良いでしょう。

施術間隔は3週間~4週間に1回程度


ダーマペンは施術間隔を守ることも重要です。
充分な修復期間を置き効果がでてからでないと、次の治療時に肌に負担を掛けてしまうので、治療間隔は3~4週間で行うのが好ましいです。
治療中は肌の修復を促進させるために摩擦は避ける、紫外線に当たらない、保湿を徹底することで効果を高めます。
効果を上げるためには治療間隔を短くするのではなく、適正な間隔でホームケアを徹底する方がおすすめです。

ダーマペンのダウンタイムはどのくらい?


ダーマペンのダウンタイムはどのくらい?
ダーマペンは比較的ダウンタイムが軽いので受けやすい治療ではありますが、クレーター治療では針の深さを深く設定するので、通常よりも長く赤みが続きやすいです。
それでも施術後7日前後で落ち着きます。

術後当日~翌日


施術直後は施術部位が真っ赤になり、数時間はジンジンしたりヒリヒリしたりする方が多くみられます。
当日は、入浴は避け、シャワー浴でお願いします。また、洗顔やメイク、飲酒や激しい運動も当日は控えてください。

翌日~7日間


翌日以降は、当日のヒリヒリやほてり等は治まり、少しずつ肌が回復してきます。
数日間は、肌の乾燥、赤み、皮剥けが生じることがありますが、7日目までには完全に落ち着く方が多いです。
翌日以降はメイクしても大丈夫です。皮むけがあるとメイクが上手くのらないので、大事な予定がある場合は1週間以上前に治療することをおすすめします。

ダウンタイム中の症状


治療後は、個人差がありますが下記の症状が生じる場合がございます。

赤み


一時的に炎症が起こり、赤みが生じます。ダーマペン後はほとんどの方に赤みが生じます。
赤みがあるときには、長時間の入浴やサウナ浴、激しい運動や飲酒など血行が良くなるようなことは控えましょう。

腫れ・発疹


一時的な炎症が原因となり、「腫れ」や「発疹」が起こることがあります。プツプツとニキビのように出る方もいらっしゃいます。
赤みが生じたときと同様に、長時間の入浴など血行が良くなるようなことは控えましょう。

痒み


ダーマペンによる微細な傷が治る過程で痒みを生じることがあります。
痒みが強い場合は患部を適度に冷やす・保湿剤で保湿を行い、引っ掻くことは避けてください。

皮むけ


創傷治癒の過程で、部分的に皮剥けが生じることがあります。
その場合には、保湿と紫外線対策を徹底し、外部からの刺激を極力受けないように注意しましょう。

内出血


皮膚の深い層を治療する程内出血は生じやすくなります。クレーター治療は深い層まで治療するので内出血する可能性は高いでしょう。
内出血はあざのようなものではく、施術直後に施術箇所が点状に出血を伴うケースがほとんどです。点状出血は通常3日程度で消失します。


施術後のアフターケアと注意点


施術後のアフターケアと注意点

洗顔・メイクは翌日から


治療後、約6時間で穿孔した穴が塞がってきます。
その間は洗顔、基礎化粧品、日焼け止め、メイクは控えましょう。

日焼け


ダーマペンを受けた後は、日焼けをしないように気をつけましょう。
日常的な日差しであっても、ダーマペン後の肌は敏感でダメージを受けやすい状態です。
そのため、炎症が長引いたり色素沈着になる可能性があるので、帽子や日傘、日焼け止めを使用しUV対策を行ってください。日焼け止めも製品によっては刺激になる可能性があります。
obc UVプロテクター
OBCUVプロテクターは治療後に使えるよう肌に優しい成分で作られていますし、炎症を抑える作用もあるのでダーマペン治療後に最適です。



治療後数日は、長風呂や汗をかくような運動を避ける


治療後1、2日ほどはシャワーを浴びる程度にし運動は控えるようにしましょう。
治療当日は、肌に無数の微細な穴があき傷跡が塞がっていない状態なので、雑菌・細菌が入りやすくなります。
長風呂や運動を行うと全身の血行が良くなり、赤みやひりつきが長引きやすくなりますので注意が必要です。

保湿をしっかり行う


ダーマペン後は肌に擦り傷を負ったような状態になり、乾燥しやすくなります。
皮膚内の水分量が足りないと新陳代謝が滞り、治療効果が出るのに時間がかかったり、充分な効果が得られない可能性があります。
ダーマペン直後は普段使用しているスキンケアでも刺激になってひりつきがある場合があります。
エクストリームケアは美容施術直後の肌の回復をサポートしてくれるクリームですのでご心配な方はこちらの使用をおすすめします。
また、色素沈着予防をしてくれるOBCTAホワイトローション、OBCTAホワイトクリームも合わせて使用するのもいいでしょう。
obc-TAホワイトローション


obc薬用TAホワイトクリーム


注意が必要なホームケア
アルコールや高濃度のピーリング剤が入っているものを使うと過度な刺激となり、肌に熱感やひりひり感を増強させ、赤みを助長しやすくなります。
レチノール・トレチノイン・過酸化ベンゾイル・アダパレンなどのピーリング剤を使用している場合は治療前後3日間程使用を控えて下さい。


クレーター肌治療でダーマペン以外の治療方法


クレーター肌治療でダーマペン以外の治療方法当院ではクレーター治療としてフラクショナルレーザー、ポテンツァの治療も行っております。
どの治療も、皮膚の表面に小さな穴を開け、肌自らが自然に治ろうとする「自然治癒力」を高め、肌再生へと導く治療法です。
フラクショナルレーザーではレーザーで穴を開け、ポテンツァでは針で穴を開け高周波を流すことによってより効果を高めます。
価格やダウンタイム、色素沈着の可能性、その方の肌の状態でどの治療が最適かはお一人お一人違います。
その点はカウンセリングにてご相談させていただきます。



まとめ


なかなか改善が難しいクレーター肌ですが、ダーマペンを複数回治療を行えば改善はできます。
改善は出来ますが元々のつるんとしたフラットな肌になることは難しいと考えたほうがいいでしょう。
ダーマペンを5回以上しても効果が得られなかった方は、フラクショナルレーザーやポテンツァも視野に入れて治療の経過をみていくことをおすすめします。
いずれにしても複数回の継続的な治療になるので短期で治療を断念せず、長期的に改善していくことが必要だということを念頭に置いて治療を始めていきましょう。
表参道美容皮膚科 公式ライン