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コラム
2022年04月05日
表参道美容皮膚科 副院長
三宅 真紀 医師監修
Q. 朝晩使用できますか?
A. スキンピールバーは、朝晩使用できます。 とはいえ、刺激が強いと感じる人もいるので、その場合は使用回数を調整することをおすすめします。 使用後は、肌が乾燥することがあるので保湿をしっかり行いましょう。 また、角質が除去され、紫外線の影響を受けやすくなっているので紫外線対策も必須です。
Q. 妊娠中でも使用できますか?
A. 妊娠中の方で、ピーリング石鹸で洗顔をしてよいのか迷われている方もいらっしゃるかもしれません。 ピーリング石鹸の成分が、胎児に直接影響を与えることはありません。 ただし、不安を感じながら使用を続けると、その不安がストレスとなることもあるかもしれませんので、そのような場合は使用を控えてください。 また、妊娠中はホルモンバランスが不安定で通常よりもお肌が敏感になっています。 使用していて問題なければ、使い続けていただいても大丈夫ですが、多少でも不安がある場合は、使用を中止してください。
Q. 日焼け時でも使用できますか?
A. 日焼け直後や傷がある場合などデリケートな肌には、ピーリング石鹸での洗顔は控えましょう。 顔のうぶ毛そりや身体のムダ毛処理などお肌に負担をかけたあとも、使用しないでください。
Q. ピーリング石鹸で全身を洗うことはできますか?
A. ピーリング石鹸を使って身体を洗うことで、全身のお肌のピーリングができます。 身体は顔の皮膚よりも厚い部分が多いため、より気軽にお使いいただけます。 一般的なボディソープと同じように全身を洗うだけです。 手もしくは柔らかいスポンジなどを使い、たっぷりの泡で優しくなじませるように洗いましょう。 湯船につかって身体をしっかり温めてから洗うとより効果的です。 黒ずみやたまった角質には泡パックも有効です。 しかし、皮膚には、厚いところと薄いところがあります。 部位や目的によって使用方法が異なるので気をつけましょう。
Q. 肘や膝、かかとの黒ずみは改善できますか?
A. 肘や膝、かかとの黒ずみ、かかとの厚くたまった角質は、年齢問わず多くの女性の悩みでしょう。 黒ずみは、摩擦や圧力などの刺激を受けた肌が、自己防衛のために生成したメラニン色素が徐々に蓄積していくことで起こります。 角質が厚くなったり硬くなったりするのは、古い角質が除去されきれずに残ってしまうことが原因で起こります。 ピーリング石鹸で身体を洗うことで、古い角質が少しずつ除去されていきます。 すぐに変化を感じられないかもしれませんが、続けることで少しずつ改善されていきますので、ピーリング石鹸の使用を続けることをおすすめします。 また、気になる部分に泡を5分程放置する、泡パックをすると、よりピーリングの効果を実感できます。 肘や膝など硬くなった古い角質を落とそうとして、ごしごしこすらないように注意しましょう。 使用するピーリング石鹸は、透明感のあるお肌へと導く成分ハイドロキノン配合の「スキンピールバー ハイドロキノール」がおすすめです。
Q. 背中ニキビの予防できますか?
A. 背中 顔以外で、ニキビができることが多いのが背中です。 特に大人ニキビは、余分な角質が残っていたり、肌が乾燥していることが原因で起こることもあります。 ニキビケアのために、ピーリング石鹸で身体を洗い、その後、ボディクリームなどでしっかりと保湿することが大事です。 また、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を防ぐことも必要です。 使用するピーリング石鹸は、精油として使われてきたティートゥリーオイル配合の「スキンピールバー ティートゥリー」がおすすめです。
Q. 頭皮にも使えますか?
A. 頭皮もお肌ですから、「スキンピールバー」で洗うことは可能です。 ただし、ピーリング石鹸に限らず、石鹸に含まれる成分と水道のミネラルが結合することで、髪がきしむことがあります。 きしみが気になる方は、頭皮にはピーリング石鹸を使用しないほうがよいでしょう。
Q. 脇や肘・膝の裏側、太ももの内側にも使えますか?
A. 脇や肘・膝の裏側、腕の内側、太ももの内側などは身体の皮膚の中でも比較的薄い部分です。 普通に洗うのは問題ありませんが、泡パックは控えてください。 また、刺激がある場合は、使用を中止してください。
Q. デリケートゾーンにも使えますか?
A. デリケートゾーンはさっと洗い流すようにしてください。 黒ずみが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、泡パックは行わないでください。 また、刺激を感じたらすぐに使用を中止してください。
Q. ボディソープとピーリング石鹸を一緒に使っても大丈夫ですか?
A. ボディソープとピーリング石鹸を一緒に使うことはやめ、どちらかひとつだけを使ってください。 洗いすぎはお肌の乾燥の原因となり、かえって肌を痛めてしまいます。 ざらざらとしたタイプのボディタオルや硬い毛のブラシなどを使用すると、お肌の刺激になることがあります。 刺激を受けると、肌を守ろうとしてメラニンが分泌されてしまい、黒ずみやくすみの原因となることがあります。 ボディタオルやブラシは使わず、たっぷり泡立てた泡を手でやさしくなじませるように洗うか、スポンジなどをご使用されたい場合は、柔らかいもので、直接肌をこすらないようにして洗いましょう。 全身をピーリング石鹸で洗ったあとは、お肌が乾燥しやすくなっていますので、化粧水や乳液、ボディクリームなどを塗ってしっかり補水と保湿をしましょう。 また、紫外線の影響を受けやすくなっています。外出時には、しっかり日焼け対策をしてください。 部屋の中にいても、紫外線が入り込んでくることがありますので、日焼け止めを塗るようにしましょう。 お肌は常に同じ状態ではありません。 日焼けした直後や生理中・妊娠中などは、通常よりもお肌がデリケートになっていることがあります。 使用して違和感がある場合は、使用を中止してください。 毛を剃ったり脱毛処理後など肌に負担がかかっている日も、ピーリング石鹸は使わないほうがよいでしょう。
Q. スキンピールバーの販売店はありますか?
A. 皮膚科、美容皮膚科、形成外科、美容外科などの医療機関、またはサンソリット公式サイトやAmazon、楽天市場などから購入できます。
Q. スキンピールバーの使用頻度を教えてください。
A. ピーリング石鹸で洗顔するのは特別なケアだから、週に1,2回がよいと考える方がいらっしゃいます。 逆にピーリングの効果を早く得たいと考えて、1日に何回も顔を洗ったり、二度洗いをする方もいらっしゃいますが、洗顔のしすぎは肌に必要な脂分までとってしまい、お肌が乾燥する原因となります。 ピーリング石鹸で洗顔する頻度は、一般の石鹸や洗顔料と同じように、1日1~2回、朝晩がおすすめです。 また、他の洗顔料を使用しているけれど、時にはピーリング石鹸も使いたい、という方は、併用しても問題ありません。 洗いすぎに注意しベストな洗顔方法で効果的なピーリングをしましょう。
Q. おすすめの保管方法はありますか?
A. スキンピールバーは、大きすぎて、そのままでは使いにくいという方もいらっしゃいます。 また、スキンピールバーは湿気で溶けやすく、お風呂場に置いておくと減りが早いので、包丁などで石鹸をお好みのサイズにカットしていただくと使いやすいです。 中には、1回分使用量ほどに細かく切り分けて毎回1個ずつお風呂場に持って行くという方もいらっしゃいます。 カットして残った石鹸はパッケージのフィルムに包んで保管しまししょう。