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  • いちご鼻の原因と効果的な治し方を解説!レーザー治療がおすすめ!

  • 2022年09月14日

いちご鼻の原因と効果的な治し方を解説!レーザー治療がおすすめ!

表参道美容皮膚科 副院長

三宅 真紀 医師監修

年齢、性別関係なく、幅広い世代を悩ませている「いちご鼻」。
毛穴の改善は難しいと諦めている方も多いでしょう。
しかし、適切な治療を受けることで改善することができます。
今回はいちご鼻の原因と、効果的な治療についてご紹介させていただきます。
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いちご鼻とは


いちご鼻は大きく分けて2種類に分類することができます。

角栓が詰まっているケース


いちご鼻を触ってみてザラザラとした感じがある場合は「角栓が詰まっている」タイプです。
角栓とは、皮脂に付着した汚れや古い角質が毛穴に詰まることで生じるもの。
その角栓が酸化することで黒く変色します。

特長
・鼻や小鼻、あごなどを触るとザラつきが気になる
・毛穴に白や黒のポツポツしたものが詰まっている
・落ちにくいファンデーションやメイク用品を愛用している
・肌のテカリやベタつきが気になる

メラニンが付着しているケース


いちご鼻を触ってもザラザラとした感触がない場合は「メラニンが付着している」タイプです。
毛穴の周りにしみやしみ予備軍が発生しているということ。
シミのようにポツポツとした黒い点が小鼻周りにある状態をいいます。

特長
・肌がザラザラしていない
・角栓を取っても黒ずみが気になる
・無理に角栓を取るような毛穴ケアをしている
・日焼け止めの塗布を忘れがち

中には、角栓の詰まりとメラニンの付着両方当てはまるケースもあります。

いちご鼻になる原因


いちご鼻になる原因

いちご鼻になってしまう主な原因は、いちご鼻の種類によって大きく異なります。

角栓が詰まっているケースの原因


皮脂の過剰分泌


角栓ができる原因の「皮脂」が過剰に分泌される方はいちご鼻ができやすいと言われています。
皮脂が過剰に分泌する原因は、乾燥や紫外線などによる肌ダメージなどが考えられます。
乾燥することで、肌をバリアしようと余分な皮脂が分泌されます。
また、肌がダメージを受けることで正常なターンオーバーの周期が乱れてしまうことにも繋がります。

皮脂汚れやメイク汚れの蓄積


皮脂汚れやメイク汚れをしっかりと落としきれていない方もいちご鼻ができやすいです。
これらの汚れが毛穴に蓄積されることで、汚れが酸化し黒ずみの原因となります。

メラニンが付着しているケースの主な原因


紫外線


紫外線を浴びると、体の中でメラニン色素が作られます。
このメラニンには水膨れや炎症を防ぐなど、体を守るために大切な役割がありますが、過剰に生成されてしまうと、毛穴周辺に色素沈着が起こります。
この色素沈着がしみの原因となってしまうのです。

肌の摩擦


肌をゴシゴシ洗ったり拭いたりすることにより、肌への摩擦が生じます。
この摩擦が刺激となり、紫外線を浴びた時と同様にメラニンが作られてしまいます。
ティッシュや拭き取りシートによる摩擦や、引っ掻いたりする行為もNG。
心当たりのある方は日常生活の行動を見直すことも必要です。


いちご鼻の治し方・治療方法


自分の手には負えなくなってしまったいちご鼻には、美容皮膚科での治療を受けてみるのも1つの方法です。
美容皮膚科では、薬剤を使ったケミカルピーリングのほか、様々な種類のレーザー治療をすることで、毛穴の開きや黒ずみの解消を目指します。
ここでは当院で可能な施術についてご説明します。

まず最初は、「ピーリングによる施術」です。
毛穴に詰まった汚れや、古い角質を溶かして治療する方法で、いちご鼻の治療にとても効果を発揮します。

マスクピール


いちご鼻の治療方法ピーリング
「グリコール酸」「サリチル酸」「ベントナイト-pH2.5」という成分を、DERMACEUTIC社が研究を重ねて最も効果の高い配合割合で調合しています。
ベントナイトは毛穴の汚れを吸着し、ピーリングでは改善の難しかった毛穴の黒ずみやつまりに効果を発揮します。
治療直後からツヤのある肌を実感できます。



マッサージピール


マッサージピール
優れたピーリング作用をもつトリクロロ酢酸を用いたピーリングです。
コラーゲン生成を促す作用も併せ持ち、毛穴のザラつきだけでなく、肌にハリやツヤをもたらします。
毛穴のザラつきを解消しつつ、ツルっとした美肌を目指したい方に大変人気のある治療です。
また、薬剤に含まれるコウジ酸のメラニン生成抑制作用により、毛穴周りの色素沈着にも改善が期待できます。
1~2週間おきの治療を5回おこなった後は、月に1回程度、定期的に行うことで効果を持続させることができます。



レーザー治療


フラクショナルCO2レーザー
いちご鼻の原因となる角栓のサイズを小さくするためには、毛穴を小さくしたり、皮脂分泌量を減少させることが重要です。
数あるレーザー治療の中でも、毛穴を小さくして皮脂量も抑えられる「フラクショナルCO2レーザー」がおすすめです。
フラクショナルCO2レーザー治療は、コラーゲンの再生を促してくれるので、お肌にハリが出て毛穴自体が目立たなくなるため、いちご鼻治療には大変効果的です。




いちご鼻を悪化させない方法


いちご鼻を悪化させない方法
いちご鼻を悪化させないためにも、間違ったケアについても知っておきましょう。

毛穴のパックシートを使わない


毛穴パックシートは一見効果がありそうですが、毛穴の奥の汚れを取り除くことはできません。
そればかりか、肌を傷つけてしまい、毛穴を悪化させる原因になります。
長期的に使用することで、どんどん毛穴が開いてしまいます。

指で角栓を押し出さない


間違っているとわかっていても、ついやってしまう方が多いNGケア方法だと思いますが、肌を傷つけ、毛穴周りの色素沈着を招く原因にもなります。
また、手から雑菌が入り炎症を起こしてしまう可能性もあります。

自宅での過剰なピーリングは行わない


適度なピーリングはお肌のターンオーバーを促すために効果的ですが、スクラブ入りのピーリング剤で肌を刺激したり、強いピーリング剤を毎日使う、といったことは肌を健やかに保つためには逆効果となり、敏感肌の原因にもなります。
ピーリングケアは、お肌の状態に合わせて専門家の指導のもと行いましょう。

オイルクレンジングでゴシゴシ擦らない


オイルクレンジングは洗浄力が高いため使用している方も多いと思います。
しかし、そのオイルクレンジングでゴシゴシと過度にクレンジングするのは逆効果です。
乾燥しやすくなり、きちんと乳化できていないと黒く毛穴が目立つ原因にもなります。

いちご鼻にピンセットはよくない?


いちご鼻にピンセットはよくない?

黒ずんでいる角栓が気になって、ついついピンセットや毛抜きで抜いてしまっている人も多いと思いますが、その方法はNGです。

角栓をピンセットで抜くデメリット


ピンセットや指の爪が肌を傷つけ、ニキビや色素沈着など、他の肌トラブルを招く恐れがあります。
さらに、角栓を無理やり抜くことにより、毛穴が広がってしまい余計に目立ってしまいます。
毛穴が広がることにより、以前よりも多くの汚れやメイクが残りやすくなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。


いちご鼻にならないような予防や対策


いちご鼻にならないような予防や対策

帰宅後、メイクを早めに落とす


メイクや汚れた皮脂は、なるべく早く落としましょう。
クレンジングだけでは汚れは落ちません。
必ず洗顔料とあわせてのダブル洗顔をしましょう。

メイク落としシートは使わない


メイク落としシートは、肌に摩擦を与えることで角質層を傷つけ、いちご鼻を悪化させる可能性があります。
肌に摩擦を与えずにメイク汚れをしっかり落とすためにも、きちんとした方法でクレンジングを行いましょう。

当院では、オリジナル商品の「OBCクリアクレンジングジェル」がございます。
肌へのやさしさを最優先に考えて開発しました。
肌の摩擦を最小限に、肌を傷つけることなく、必要な潤いは残して不要な汚れを落とすことができます。



洗顔はゴシゴシ擦らず、正しい洗顔方法で行う


いちご鼻の原因となる毛穴の汚れは、ゴシゴシ擦っても落とせません。
しっかりと泡立てた洗顔料で、泡で洗うよう優しく洗顔を行いましょう。

スキンケアをしっかり行う


ベタつくのを嫌い、化粧水のみなど、軽めのスキンケアを行っているとすぐに乾燥してしまいます。
そのため、乾燥を補おうと皮脂を余計に分泌させてしまいます。
いちご鼻を悪化させないために、たっぷり化粧水で保湿した後、ゲルや乳液などの保護アイテムを使用し、蓋をすることが必要です。

まとめ


いちご鼻の主な原因と特徴を知り、自宅でのセルフケアを見直し、実行することで改善を期待できることもありますが、
気を付けていてもなかなか改善が難しい場合は美容皮膚科での治療をあわせてご検討いただくことをおすすめします。
当院ではいちご鼻以外の、様々な毛穴トラブルの効果が期待できる治療を行っております。
患者様一人ひとりの状態に合った治療をご案内させていただきますので、毛穴でお悩みの方は当院へお気軽にご相談ください。

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