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  • 毛穴の黒ずみや開き、初めての治療にはフォトシルクプラスが効果的!

  • 2020年03月28日

毛穴の黒ずみや開き、初めての治療にはフォトシルクプラスが効果的!

表参道美容皮膚科 副院長

三宅 真紀 医師監修

一度悪化した毛穴の黒ずみや開きを、毎日の洗顔やパックだけでキレイにするのは難しいことです。
というのも、ぽつぽつと開いて見える毛穴は小さな傷あとのようなもので、皮膚の構造そのものが変化してしまっているから。
毛穴の開きや黒ずみを根本から解決する方法を、表参道美容皮膚科 原宿本院の副院長である三宅医師が解説します。
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毛穴の開きの原因

毛穴の開きの原因
毛穴の開きの根本的な原因は、ほとんどが体質によるものです。
皮脂の分泌が多い方は、皮脂を体外に排出するために皮脂腺が発達し、毛穴が開きがちになります。
とくに鼻まわりやTゾーンは皮脂腺の数がもともと多い場所。
皮脂腺の数自体に個人差はありませんが、皮脂腺が発達することにより毛穴が目立ったり、毛穴が開いているように見えるのです。

皮脂腺は基本的に男性ホルモンの影響が大きいため、女性でも男性ホルモンが多い方は毛穴が開いて見えやすいです。
ピルを飲むと女性ホルモンの分泌が促進されるため、毛穴の開きが目立たなくなることがあります。

また、ニキビ菌は皮脂を食べて増えるため、皮脂腺が発達しているとニキビが増え、毛穴も開くという悪循環を招く場合があります。
適切なニキビケアができなかった場合、ニキビができた跡の毛穴の部分が凹み、クレーター状になることもあります。

こうした皮脂腺の発達による毛穴の開きは、思春期から20代がピークであり、ご相談に見える患者様も多いです。
ホルモンバランスには個人差があるため、毛穴の開きがとくに気になる場合は、美容医療により毛穴を引き締めるのはよい方法だと思います。


一方30代以上になると、過剰な皮脂分泌による問題は減りますが、頬周辺のたるみ毛穴のご相談が増えてきます。
こちらは、加齢により皮膚の真皮層のコラーゲン繊維やエラスチン繊維が壊れてくることで、皮膚が構造を保てなくなることが原因です。
皮膚とともに毛穴が下に垂れるように広がってきて、毛穴が縦長に開いてしまうのです。

もともと皮脂腺が発達している方は、年齢とともにたるみ毛穴も気になってくる傾向があります。
ニキビ跡のクレーターも年齢とともに悪化します。皮膚のたるみと共にクレーターも下に引っ張られ、クレーター部分はコラーゲンなども作られないため、よりくぼみが目立ってくるからです。

毛穴の黒ずみの原因


いちご鼻の原因


毛穴がぽつぽつと黒ずんで見える、いわゆる「いちご鼻」でお悩みの方もたくさんいらっしゃいます。
これは、皮脂腺に老廃物や汚れが詰まって角栓となり、その表面が酸化して黒くなっていることが原因です。

角栓が詰まりやすく、先端が毛穴から盛り上がって見えるという方は、洗顔のしかたが間違っているケースがほとんどです。
これは汚れがきちんと取れていないということなので、メイク落としはもちろんのこと、朝晩たっぷりの泡でやさしく洗顔することを習慣にしてください。

乾燥肌の角栓の詰まり対策


乾燥肌を気にして朝は洗顔しないけれど、角栓の詰まりも気になる……というご相談がよくあります。
この場合は、鼻まわりだけ泡洗顔をするようにしたほうがよいと思います。
1週間ケアを続けるだけでかなりキレイになりますので、ぜひ試してみてください。

毛穴パックの使いすぎには注意!


「いちご鼻」をキレイにしようと毛穴パックを頻繁に使った結果、かえって毛穴が目立つようになったというご相談もあります。
毛穴パックは剥がすときに皮膚に小さな傷を作ってしまうため、使いすぎはNG。
パックに頼りすぎず、毎日の泡洗顔を丁寧に行うことをおすすめします。

このほかにも、毛穴が黒ずんで見えるケースが2つあります。
ひとつは、紫外線などの影響によって毛穴の入り口がメラニンを生成し、色素沈着を起こすことによって毛穴が黒ずんで見えるという場合。
こちらは「フォトシルクプラス」のような色素沈着を除去する美容医療で改善できます。

そしてもうひとつは、顔の産毛が黒ずみに見えるというもの。
この場合は産毛を脱毛したほうがいいのですが、産毛の脱毛効果のある「フォトシルクプラス」であれば、この症状も改善が可能です。


毛穴のトラブルに効果的な治療法は?


毛穴の開きや黒ずみの治療には、いくつかの選択肢があります。

ミカンの皮のように丸く大きく開いて見える毛穴や、ニキビ跡のクレーター毛穴の治療には、「ダーマペン4」という最新式の治療器や、「フラクショナルCO2レーザー」などがおすすめです。

ダーマペンとフラクショナルCO2レーザー
これらのフラクショナル系の治療器は、皮膚に小さな穴を開け、皮膚の再生能力を利用して1週間くらいで患部の皮膚を入れ替えるというものです。
皮脂腺そのものを引き締める働きもありますので、毛穴のお悩みを根本から改善することができます。

ただし、痛みがあるため治療には麻酔が必要で、術後は赤み、皮むけなどが発生します。
ダウンタイムは1週間ほどかかります。


もう少し手軽に毛穴の開きを軽減したいという方には、「フォトシルクプラス」や「レーザートーニング」をおすすめします。

フォトシルクプラス
「フォトシルクプラス」はしみやそばかすの除去に使われる光治療器ですが、皮膚のコラーゲン産生に働きかけてハリを高めることで、開いた毛穴を引き締め、キメを改善する効果があります。
ニキビ跡の赤みも改善してくれます。


「レーザートーニング」はしみ治療に加え、従来は困難とされていた肝斑の改善も可能にしたレーザー機器です。
肝斑だけでなく色素沈着や毛穴の改善に効果があります。
どちらもフラクショナル系の治療器とくらべると痛みがほとんどなく、ダウンタイムも少ないのが特徴です。


毛穴の黒ずみの改善には、ぜひピーリングをお試しください。

毛穴対策ならピーリング

当院では6種類のピーリングのご用意がありますが、「マスクピール」は毛穴の黒ずみを吸着して排出する働きがあります。
毛穴自体を引き締める働きもあるので、黒ずみ、開き毛穴、毛穴の詰まりを同時に改善できるのがメリットです。

また、「マッサージピール」と「レチノールピール」の2種類は、皮膚の真皮と呼ばれる深い層にまで届くタイプのディープピーリングで、皮膚のコラーゲン産生を高める効果に優れています。

「マスクピール」と「マッサージピール」に関しては、「フォトシルクプラス」と同じ日に施術することもできます。
同時に行うと顔のくすみも解消され、しみにも反応しやすくなります。
相乗効果が期待できるよい組み合わせです。

なお「ダーマペン4」と「フラクショナルCO2レーザー」は、他の治療と同じ日に行うことはできず、「フォトシルクプラス」のようにしみを除去する効果はありません。
毛穴や傷あとだけを改善したい方は「ダーマペン4」や「フラクショナルCO2レーザー」を。

しみ、そばかす、毛穴、肌のハリ、産毛の除去、ニキビ跡の赤みの改善など気になる点がいろいろある方には、これらに一気にアプローチできる「フォトシルクプラス」とピーリングの組み合わせをおすすめします。


毛穴治療は医師のカウンセリングが重要



毛穴のお悩みの難しさとして、毛穴が目立つ原因は人それぞれに違い、ご自身では最適な治療法を探しにくいということが言えます。
当院ではカウンセリングに力を入れており、患者様のお肌の状態、ご予算、ダウンタイムがどれだけ取れるかによって、最適な治療法をご提案しております。
「フォトシルクプラス」とピーリングのように、組み合わせることで相乗効果が期待できる組み合わせもありますので、ぜひご相談ください。

まとめ


毛穴の悩みは年齢層も幅広く、コンプレックスに感じていらっしゃる方も多いと思います。
ぽっかりと開いた毛穴は傷あとやニキビ跡に近い状態のため、根本的に改善するためには美容医療の力が必要です。

まずは「フォトシルクプラス」のような、ダウンタイムが少なく色々な肌悩みにアプローチできる施術を行い、経過を見ていくという方法もあります。
毎日の泡洗顔で黒ずみの進行を防ぎつつ、ぜひ美容医療も視野に入れてみてください。


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